ベネズエラの首都カラカスから南西に80キロほど下ったエル・コンセッホという町にある、サンタ テレサ社は1796年、トヴァル・イ・ブランコ伯爵により創業された歴史あるラムメーカーです。
サンタ テレサというその名は、敬虔なカトリック教徒だった伯爵が自分の娘の守護聖人だったサンタ テレサにちなみ、自分の領地の一部をそう名づけたことに始まります。
その後、1885年、サンタ テレサ社はドイツからベネズエラに移住してきたヴォルマー一族により引き継がれ、現在にいたるまでヴォルマー一族がその経営に携わっています
最低4年から35年間オーク樽で熟成させた原酒をブレンドし、さらに「ソレラシステム」で6年間熟成。
余韻の長いしっかりしたボディで驚くほどまろやかな口当たりとコニャックを思わせる高貴な奥深い味わいが特徴です。
※ソレラシステムとは:一番熟成の進んだラム酒を樽から出して商品化して、減った分を次に熟成しているラム酒で満たす。これを4段階の熟成期間の違う樽で順番に行うこと。