ムートン・カデ・レゼルヴ・シリーズは限られた地域の自社畑で生産された、良質なブドウのみを使用して造られるワンランク上のシリーズ。
昼夜の寒暖差があり水はけのよい、ブドウの育成にとって素晴らしい環境であるメドックのテロワールで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルロとカベルネ・フランをブレンドします。 最新技術を備えるメドックのサンローラン醸造所にて、エレガントなタンニンを抽出し、赤系果実のアロマを引き出すために、発酵後に低温でマセラシオンを行います。
その後、樽熟成を行い、まろやかで深みがあり、バランスの取れた味わいに仕上げます。
フランス、ボルドーのメドック格付け第1級に君臨する、シャトー・ムートン・ロスチャイルド。
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が、本拠地ボルドーで手掛けるカジュアルワインとして世界で人気を博しているのが、このムートン・カデです。
1930年にメドック格付け第一級シャトー・ムートン・ロスチャイルドのブドウが不作となり、リリースできなかった年に生まれたという誕生秘話を持つムートン直系のブランドワイン。
このムートン・カデをはじめバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のワインの人気ぶりは驚くほどで、日本に輸入されているボルドーワインの中で、輸入量No.1 という輝かしい実績を誇っています。
現在では年間1,200万本以上、150 ヵ国で販売されている、まさに”世界で一番愛されているボルドーワイン”といえる存在なのです。
誕生から80年以上の歴史を持つワインですが、時代の嗜好の変化に合わせてブドウのブレンド比率を変えるなど、常に時代に合った美味しさを追求している点が人気の秘訣。
食事に合わせやすく、すぐに開けて楽しめる。これこそがムートン・カデの最大の魅力です。リーズナブルな価格ながら「さすがムートン。」と納得せざるを得ない圧倒的なクオリティの高さを誇っています。
2004年ヴィンテージからは、当時の経営者であるフィリピーヌ夫人によって、より果実味の溢れるスタイルへと変化。
カンヌ国際映画祭のオフィシャル・サプライヤーや世界的ゴルフ・コンペティション、ライダーカップのオフィシャルサプライヤーに認定されるなど、華々しいイベントを彩るワインとしても選ばれています